2013-08-13
ダイアリー
昨日派遣のアルバイトをしに行った。洋服にタグ付けてた。蒸し暑い工場でのライン作業だった。何年振りだろうか。
ただただ死にたくなった。自分の人生はこれでいいのかと深く考えた。よくよく考えさせられた。
なぜそんな事を考えてしまうかというと単純作業の労働が8時間もあるからだ。やればわかる。わかる人にはわかる。
よく18歳の頃派遣で荷下ろしだとか工場だとかとにかく仕事をしてた。いくら稼いでもお金がなかった。原付がパンクとかして直すお金無くて、自転車で1番電車賃が安くなる駅まで行ったりした。帰り道が長いし寒かったのを覚えてる。多分おれは、一生お金を追い続ける人生なのだと思っている。
そう考えると18歳は長かった。まず始まりはそれこそ派遣だ。その後キャバクラで働いた。時給1300円に釣られた。怖い人にフルボッコにされて、前歯が一本死んでしまった。セラミックにしたので、おかげで冬場とかに熱いお茶飲むと歯茎まで熱かった今でも熱い。
小中学生の義務教育期間も長かった。おれはなぜだか嫌われていたので、話しかけても誰もこっち向いてくれない人とかいた。なんか色々あって学校行かなかった。
一つの箱に30人をぶっこんで、全員を同じ考えにさせようとしてるんだからそりゃ気の合わない人達もいるよなってなってた。魚は水槽で飼うといじめが発生するのに対し、海で生きると助け合って暮らすらしい。そういうことだ。ドラクエ8やどうぶつの森をやってる時が楽しかった。
でも親や先生は「学校に行きなさい」って言うんだ。泣きながら行って義務教育が終わった時すごくホッとした。
高校行ったらもう学校なんて行かないって決めてた。寒い冬にバスなんか待たない熱い夏に自転車なんか漕がない変な大人の持論もかわしてやろうって思ってた。
でも今も全然同じことしてた。全部やってる。変わってないんだおれ。なぜか同窓会にも呼んでもらった。なんだやっぱりみんなおれと仲良くしてくれるんじゃんって思った。ぶち壊してやろう避けてやろうと思っていたこととそれとなくうまくやれてる。世の中の風潮とか、世間体だとかに、「ご機嫌いかがですか」って聞いちゃってる。大人になるってそういう事だったの。おわり。


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菊地椋介(ギター)

短身痩躯で赤い髪の優男で左頬にある大きな十字傷が特徴である。一見朗らかで少し間の抜けた人物だが、かつては長州派維新志士で、幕末最強とまで謳われた伝説の剣客「人斬り抜刀斎」その人である。修羅さながらに殺人剣を振るい数多くの佐幕派の要人を殺害してきたが、ある不幸な事件から明治維新後は一転して「不殺(ころさず)」を誓い、流浪人(るろうに)として全国を旅し、弱き人たちのために剣を振るっていた。神谷薫との出会いや、同じ激動の時代を生き抜いた宿敵たちとの戦いを通じて、贖罪の答えと新たな時代での生き方を模索していく。

生来争い事を好まない性格だが、戦国時代に端を発する古流剣術飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)の使い手で、ひとたび戦いとなれば逆刃刀という、峰と刃が逆転した刀で人智を越えた剣技を繰り出し、軍の一個大隊(当時の陸軍一個大隊は約1000?2000人)をも遥かに超える戦闘能力を発揮する。