2014-10-17
クジラックス
さっきモンハンからのモンスターストライクをやってたらガス屋さんが来た。今住んでる家はインターホンが無いので、来客者はノックをする事になる。インターホンが付けられていた形跡はあるものの、もうその配線、機器に電気は通ってないらしく存在だけして意味をなさなくなっている。
そのガス屋さんだが、トントン、とノックしたあと、こちらの返事も無しにガチャリと扉を開け始めた。同居人かと思ったが昼間に帰ってくるはずもない。出迎えたら、中年のガス屋さんだった。
知り合いであればある程度寛容出来ることだが、見知らぬ、素性の知らぬ中年が勝手に家に入ってきた。近頃サスペンスやホラー映画ばかり見ていた自分にとってこの事案は恐怖でしかなかった。お前がゴキブリなら殺虫剤を撒いているところだ。
しかし「ガス屋さん」という事もあり住居に侵入する理由もしっかりあると思ったのでビクビクしながら対応した。このあと急に殴られるんじゃないかとか、急に刺されたりするんじゃないかとか、ビクビクしながら対応した。急に襲われたらフライパンで応戦しようだとか、近くにあるギターを振り回そうだとか、そういう事を考えた。
結果ガス屋さんはガス漏れ報知器だけ設置して帰っていった。随分腰の低い人だった。定期的な点検をしに来ただけだった。ヤベー奴と思ってごめん。
「5年後にまた交換しに来ますので」と告げて帰っていった。5年もいないぜ、って思いながら再びゲームをしだす俺いと哀れなり。

菊地椋介(ギター)

短身痩躯で赤い髪の優男で左頬にある大きな十字傷が特徴である。一見朗らかで少し間の抜けた人物だが、かつては長州派維新志士で、幕末最強とまで謳われた伝説の剣客「人斬り抜刀斎」その人である。修羅さながらに殺人剣を振るい数多くの佐幕派の要人を殺害してきたが、ある不幸な事件から明治維新後は一転して「不殺(ころさず)」を誓い、流浪人(るろうに)として全国を旅し、弱き人たちのために剣を振るっていた。神谷薫との出会いや、同じ激動の時代を生き抜いた宿敵たちとの戦いを通じて、贖罪の答えと新たな時代での生き方を模索していく。

生来争い事を好まない性格だが、戦国時代に端を発する古流剣術飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)の使い手で、ひとたび戦いとなれば逆刃刀という、峰と刃が逆転した刀で人智を越えた剣技を繰り出し、軍の一個大隊(当時の陸軍一個大隊は約1000?2000人)をも遥かに超える戦闘能力を発揮する。