
いつだか会社の人に「菊地の曲のアレンジ力は生まれ持ったものでしょう?努力じゃないじゃん」的な事を言われました。
恐らく、他に言うことが無かったからそう言ったのでしょうが、おこがましいながらも、僕に曲のアレンジ力があるとするならば、それは努力の賜物です。
17歳とかにシーケンサーかなんかで作った曲を聞いてみました。当時友達に聞かせたらめちゃくちゃ笑われましたが再度自分で聞いてみたところ、(全然よくなくてっていうか逆に面白くて)笑ってしまいました。
18歳の時ににバンド友達と曲を作ろう!ってなってボーカルメロディとドラムだけ入った音源を持っていき、聴いてもらいました。「ドラムがダサい」と言われその曲はボツになりました。
文章も最近褒められる事が多くなり、とても嬉しく思っています。しかし、このブログを遡っていくと最初の方の記事はつまらないと思うかもしれません。僕はつまらないと感じていました。途中から少しずつ要領を得て、今に至ります。mixiやモバゲーの記事なんか、本当に恥ずかしい文章を書いています。恥ずかしいけどそれもやっぱり逆に面白いので、勿体無いからと思いつつ非公開にしました。
自分は挫折を繰り返して学習しているのです。しかも頭が悪いから、なるべく頭を使わないようにしているので、挫折の回数が人の何倍も多いと思います。挫折して先に進めるのは先に進む意思が今の僕にはあるからです。そして文章を書くことも、曲を作ることも、ギターを弾くことも、「楽しい」と感じているから挫折がそこまで苦では無いのでしょう。
自分の人生のこの先、一生幸せになれてなくても、誰が見たって不幸そうでも、自分は死ぬ時「いい人生だった」と言うでしょう。転んでも立ち上がって歩いた分だけ自分を変化させる事ができるんだな、とか思いました。
少なくとも今の自分はそんな感じだな、と思っています。
